夏になると、私たちの体は絶えず「体温調節システム」を働かせています。暑い屋外で汗をかいたり、冷房の効いた部屋で肌寒く感じたりするのは、すべて脳の「視床下部」が24時間体を守ってくれているから。
しかし猛暑日が続くと、その優れたシステムにも限界が。熱中症のリスクを減らすために、今注目されているのが「ウェアラブルデバイス」です。スマートウォッチなどの最新技術が、体温や発汗をモニタリングしてアラートを出してくれる時代になりました。
今回は、そんな“体温の見守り役”として活躍するウェアラブル製品を紹介しながら、熱中症予防に役立つ情報をお届けします。
体の中で熱が作られている
脳や肝臓がせっせと仕事をすると熱が産み出されます。そして体から熱が出ていき、大体37度を保つ部位は体の中心だけです。手足の指先は環境温度に左右されやすく、時には20度台まで下がることもあります。

脳の中の「司令塔」が24時間働いている
体温調節の秘密は、脳の奥深くにある「視床下部」という小さな部分にあります。体温調節の司令塔として働いて、血液の温度を24時間365日モニタリングしているんです。
暑いときの「冷却システム」
体温が上がりすぎた時、司令塔からの指令が飛びます。

血管が「放熱モード」に
血管拡張で熱を逃がす 皮膚の血管を広げて、体の奥の熱い血液を皮膚表面に送り込みます。
冷却システム発動。皮膚血管を拡張させます。

皮膚表面の血管が拡張されました。体の奥の熱い血液が皮膚表面に送りこまれます。

顔や腕の表面が赤くなりました。放熱モードに入ります。

外気温が高いとなかなか放熱できません。
そこへおすすめなのが水を含ませ、絞って振るだけで、瞬時に-15°Cの冷却体験できるタオルです。
水分の気化熱と特殊冷感素材の効果で、体表面温度を一気に下げます。
トップアスリートの声と最先端の熱冷却テクノロジーを融合。
スポーツ、アウトドア、猛暑の通勤や作業など、あらゆるシーンで活躍します。
もおすすめです。
汗で「天然のクーラー」
放熱がうまくいかないときは、汗が蒸発する時の気化熱で、体温を効果的に下げます。
外気温がたかく、放熱されません!

汗腺全開、汗を分泌します。

汗をかいても、日本は湿度が高いため蒸発しにくく、気化熱の効果が十分に発揮されません。
そんなときにおすすめなのが首掛けクーラー扇風機 です。― 手ぶらで涼しさを持ち歩く新定番
首にかけるだけで、両手が自由&どこでもひんやり快適。
パワフルな送風と冷却機能で、猛暑でも涼しさをキープ。
通勤や屋外イベント、作業現場まで、あなたの夏をスマートにサポート。
- 軽量&コードレス:長時間でも疲れにくい
- 静音設計:周囲を気にせず使える
- 3段階風量調整:好みに合わせてカスタマイズ
- USB充電式:手軽にどこでも充電可能
「首にかけるだけの涼感革命」、この夏の必需品です。
熱中症 – 体温調節システムの限界
私たちの体温調節システムは非常に優秀ですが、限界があります。特に夏場の高温多湿な環境では、このシステムが追いつかなくなることがあります。それが「熱中症」です。
水分が失われて汗が出せません!

熱中症はなぜ起こるのか 体温が上がりすぎると、司令塔は「汗腺全開!」の指令を出し続けます。しかし、湿度が高い環境では汗が蒸発しにくく、冷却効果が低下します。さらに大量の汗をかくことで体内の水分と塩分が失われ、血液の循環が悪くなります。
手首に装着するだけで、猛暑や熱中症リスクをリアルタイムで検知・アラート。
産業医科大学とミツフジ株式会社が共同開発した特許アルゴリズムを搭載し、脈波から深部体温の変化を瞬時に推定。
あなたの安全を、最先端テクノロジーで守ります。
- 装着するだけでOK:面倒な設定やアプリ不要
- リアルタイム通知:危険をLEDや振動で即座にお知らせ
- 現場でも安心:防水・防塵仕様でタフな環境にも対応
予防と対策 熱中症を防ぐためには
こまめな水分補給(できれば塩分も一緒に)

涼しい環境への移動

適切な服装(通気性の良い薄着)

無理をしない

まとめ
暑い日も、寒い日も…私たちの体は、小さな司令塔(視床下部)を中心にフル稼働して、毎日を快適に過ごせるよう守ってくれています。
そして今では、ウェアラブルデバイスや首掛けクーラーなどのテクノロジーが、体のがんばりをしっかり応援してくれる時代!
「暑いから仕方ない」とあきらめる前に、知識と工夫で夏をもっと快適にしちゃいましょう♪
次に汗をかいた時は、 「私の体、今日もいい仕事してるな〜!」って、ちょっと誇らしく思ってみてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました!