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「座ることは悪」は本当?人類進化から見る現代の座り方の真実|健康的なデスクワーク生活のススメ

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毎朝オフィスの椅子に座る瞬間、あなたはこんなことを考えたことはありませんか?

「また今日も8時間座りっぱなし…体に悪いのは分かってるけど、どうしようもない」

でも、ちょっと待ってください。実は最新の研究で、私たちが今まで信じてきた「座ることは悪」という常識が、根底から覆される驚愕の事実が明らかになったのです。

なんと、アフリカの狩猟採集民も私たちと同じくらい座っているのに、現代人のような健康問題を抱えていないというのです。一体なぜでしょうか?

この謎を解き明かすカギは、人類700万年の進化の歴史に隠されていました。そして、その答えを知った時、あなたの「座り方」に対する考えは180度変わることでしょう。

驚愕の事実!狩猟採集民も現代人と同じくらい座っている

想像してみてください。アフリカの大地で、何万年も前と変わらない生活を続ける狩猟採集民たち。彼らは一日中動き回って、座ることなんてほとんどないと思いませんか?

ところが…

最新の研究で判明した驚愕の事実

人類学者たちがGPSとモニタリング装置を使って調査した結果、ハッザ族やバラグウェ族などの狩猟採集民が座っている時間は、なんと私たち現代人とほぼ同じ約9〜10時間だったのです!

“Hadza adults spend an average of 9.82 (SD = 2.38) h in nonambulatory postures per day …”
出典:Raichlen et al., Sitting, squatting, and the evolutionary biology of human inactivity, PNAS, 2020, https://doi.org/10.1073/pnas.1911868117

でも、ここで大きな疑問が浮かびます。

「同じように座っているのに、なぜ彼らは腰痛や生活習慣病に悩まされていないの?」

この謎を解く鍵は、座る「時間」ではなく座る「質」にありました。そして、その違いを知った瞬間、あなたの人生が変わります。

問題の核心:座る「時間」ではなく座る「方法」

答えは座る「方法」にありました。狩猟採集民と現代人の決定的な違いは、座り方そのものだったのです。

狩猟採集民の「生命力あふれる座り方」とは?

彼らの座り方を観察すると、そこには現代人が完全に忘れてしまった「体との美しい対話」がありました。

しゃがみ込み姿勢

  • まるでヨガのポーズのように、膝を深く曲げかかとを地面につける
  • 太ももやふくらはぎが常に「生きて」いる状態
  • バランスを保つために体幹が自然に鍛えられる

地面への直接座り込み

  • あぐらや横座り、膝を立てた座り方で地面と直接つながる
  • 不安定な自然の地面により、体が常に微調整を続ける
  • 背もたれがないため、背筋と腹筋が協力し合う

頻繁な姿勢変更

  • 5分、10分で自然に姿勢を変える
  • 立ち上がり、歩き、また座るという美しいリズム
  • 体の声を聞きながら、必要な時に必要な動きをする

現代人の「死んだような座り方」の正体

一方、現代人の椅子での座り方は・・・

筋肉の完全休止状態

  • 椅子が体重を100%支え、筋肉は「お休みモード
  • 背もたれが背骨の仕事を奪ってしまう
  • 足は床でお留守番、血液循環は停滞

時が止まったような固定姿勢

  • 2時間、3時間と同じ姿勢をキープ
  • 関節や筋肉への負担が一点集中
  • 血流が滞り、体が「緊急事態」を感じ始める

快適すぎる環境の罠

  • デスク、アームレスト、フットレストが過保護すぎる
  • 体の自然な調整能力がどんどん衰える
  • 楽すぎて、体が「怠けグセ」をつけてしまう

椅子という「快適すぎる」発明の罠

考えてみてください。椅子っていつから存在するのでしょうか?

人類の進化史を振り返ると、椅子の登場がいかに最近の出来事かが分かります。

人類700万年の歴史

約700万年前〜1万年前:狩猟採集時代

  • しゃがみ、地面座り、立ち姿勢のマスターたち
  • 常に筋肉を使う「生きた休息」の達人
  • 移動と休息の完璧なバランス感覚

約1万年前〜250年前:農業・牧畜時代

  • 農業が始まっても、体を動かす生活は変わらず
  • 地面での作業、しゃがみでの休息が当たり前
  • 椅子は王様や貴族だけの「特別な道具」

約250年前〜現在:工業化時代

  • 椅子とデスクワークが爆発的に普及
  • 「楽であること=良いこと」という価値観の誕生
  • 過去50年で「完全お任せ座り姿勢」が標準に

つまり、椅子に座るという行為は人類史のわずか0.004%の期間にしか存在しない極めて最近の現象なのです。

人間の体が「安楽」に適応できない理由

最新の生理学研究により、椅子での座り姿勢による健康リスクは、筋収縮の減少と筋代謝の低下に直接関連していることが明らかになっています。

筋肉の「使用不全症候群」

人間の筋肉は「使わなければ衰える」という原則に従います。椅子での完全受動的な姿勢は:

  • 下肢の筋肉を完全に休止状態にする
  • 血液循環のためのポンプ機能を停止させる
  • 代謝活動を最低レベルまで低下させる

進化と現代生活のミスマッチ

信じられないかもしれませんが、あなたの体の中にある遺伝子は、今でも狩猟採集民時代のものとほぼ同じです。

あなたの細胞一つ一つが期待しているのは

  • 休息時でも一定の筋活動を維持
  • 頻繁な姿勢変更と移動
  • 重力に対する常時的な抵抗

椅子という「究極の快適マシン」は、実は私たちの生物学的な設計書と正反対のことを要求していたのです。

でも、大丈夫。解決策はあります。そして、それは想像以上に楽しいものなのです。

すぐに実践!現代版「アクティブ座り」で体も心も軽やかに

狩猟採集民の知恵を現代生活に取り入れるための、簡単で楽しい方法をご紹介します。無理をせず、できることから始めて、体との対話を楽しんでみてください。

今日からできる!座り方革命

座り方のバリエーションを楽しもう

毎日同じ椅子に座るのではなく、いろいろな座り方を試してみませんか?

バランスボール


座布団

  • 床座りで心も落ち着く時間を作る
    おすすめ商品: IKEHIKO い草座布団
    ※天然い草の香りでリラックス効果も。和の心で体を労わりましょう

クッション座布団

筋活動を維持する楽しい工夫

座りながらでもできる、ちょっとした体の動かし方

フットレスト

LaLaCoチェアが起こす椅子革命

LaLaCoチェアの開発者は、まさに狩猟採集民の智恵を現代に蘇らせることに成功しました。背もたれに頼ることで生まれる反り腰、そこから派生する肩こりや腰痛…これらの現代人の悩みを、体の軸をまっすぐに修正できる機器で解決しました。

「姿勢の良し悪し検知方法」で特許を取得:LaLaCoチェア

  • バネの力で上下にスクワット運動、手軽で安全にエクササイズが可能
  • 垂直に座面を押し込んた時のみ心地よい揺れが発生し、良い姿勢でないとスムーズに座面が押し込めない仕様

デスクチェアをLaLaCoに変えることは未来への健康投資
仕事や勉強中に、自然と姿勢改善&軽い運動毎日の「座っている時間」を、「健康を育てる時間」に変えてみませんか?

まとめ:座ることは悪ではない。体との優しい対話を始めよう

座ること自体は人にとって自然で大切な行為です。

問題は椅子文化が生んだ「体の声を無視する座り方」。狩猟採集民は休息中も姿勢を変え、体と対話し続けています。

私たちも椅子という便利な道具を手放す必要はありません。大切なのは、700万年の進化が培った体の智恵を思い出し、現代生活の中で「体に優しいアクティブな座り方」を楽しく実践することです。

今日から始める小さな一歩

完璧を目指さず、まずは一つだけ、今日できることから始めてみませんか。

  • 今すぐできること: 30分後にアラームをセットして、立ち上がってみる
  • 明日できること: 床に座ってリラックスタイムを作ってみる
  • 今週できること: バランスボールやクッションなど、一つ新しいアイテムを試してみる
  • 今月できること: デスク環境を少し見直して、体に優しい空間づくりを楽しんでみる

あなたの体は、きっとその小さな変化に「ありがとう」と喜んでくれるはずです。

一緒に、体との素敵な対話を始めていきましょう。毎日が少しずつ、より心地よく、より健やかになっていくことを願っています。


この記事で紹介した健康サポートアイテム一覧

最後まで読んでくださりありがとうございました!

ABOUT ME
kawa10umika
看護師15年目👩‍⚕️ 民生委員児童委員1期目|2児の母👶👶 誰も省かれることない社会、みんなが輝く社会を✨ ほっこりするような読後感をめざします!