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いつも誰かのせいにしてしまう人へ|怒りが教えてくれる意識の転換点

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パワーかフォースかシリーズ(全9回)
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第8回: いつも誰かのせいにしてしまう人へ|怒りが教えてくれる意識の転換点
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あなたはどこ?パワーかフォースか第8回】

こんにちは。前回は恐怖と欲望についてお話しました。その裏の自分の本当の声が聞こえましたか?

「また上司に理不尽なことを言われた…」 「なんで私ばっかりこんな目に…」

そんな風に感じることって、ありますよね。実は私も長い間、そんな気持ちを抱えて生きていました。でも、デヴィッド・R・ホーキンズ博士の研究を知って、怒りに対する見方が180度変わったんです。

怒りは悪いものじゃない。実は、人生の大きな転換点なんです。

今日は、怒りという感情が持つ不思議な力について、一緒に考えてみませんか?

意識レベルマップ

私たちが日々体験する感情は、ただランダムに現れるものではありません。それぞれの感情は、特定の意識レベルと深くつながっていて、今の私たちの「心の居場所」を教えてくれる大切なメッセージなのです。

ホーキンズ博士の研究によると、感情と意識レベルには以下のような対応関係があります


低いレベル(20-175)

フォースの力を使う犬
  • 恥  (20)- 「私は存在価値がない」
  • 罪悪感(30)- 「私は悪いことをした」
  • 無気力(50)- 「もうどうでもいい」
  • 悲しみ(75)- 「失ったものが大きすぎる」
  • 恐怖 (100)- 「危険が迫っている」
  • 欲望 (125)- 「もっと欲しい」
  • 怒り (150)- 「これは不公平だ」
  • 誇り (175)- 「私は特別だ」

高いレベル(200以上

パワーの力を使う犬
  • 勇気(200)- 「やってみよう」
  • 中立(250)- 「まあ、いいか」
  • 意欲(310)- 「達成したい」
  • 受容(350)- 「現実をそのまま受け入れよう」
  • 愛 (500)- 「すべてが愛おしい」

でも、ここで大切なことがあります。「低いレベル」は「悪い」という意味ではないのです。

怒り(150レベル)は、フォースの中では高い意識レベルです。

「えっ、怒りって悪いことじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は怒りには、人生を変える素晴らしい力が隠されているんです。

怒るライオン

被害者意識から脱出する第一歩

恥、罪悪感、無気力、悲しみ、恐怖の状態では、私たちは完全に「被害者」の立場にいます。

  • 「私がダメだから」(恥・罪悪感)
  • 「どうせ何をしても無駄」(無気力)
  • 「もう希望がない」(悲しみ)
  • 「怖くて何もできない」(恐怖)

これらの状態では、自分には何の力もないと感じています。まるで人生という船の舵を他の誰かが握っていて、自分はただ流されるだけの乗客のような感覚です。

でも、怒りは違います。

怒っているねこ

怒りを感じるということは、「これは間違っている!」「こんなはずじゃない!」という判断をしているということ。つまり、初めて自分の意志や価値観を明確に感じているんです。

怒りに秘められた「行為者」への扉

ある同僚は、職場の現状に強い不満を抱えています。頭の中には理想の職場像がはっきりと描けているようで、「ここが足りない」「こうすればもっと良くなる」と、改善案を携えて上司に何度も掛け合っています。

しかし上司は「動かざること山の如し」。なかなか変化を受け入れようとしません。同僚のイライラは日に日に募っていく様子です。

腕を組むハシビロコウ

この同僚は、ある意味で「職場の革命者」と言えるかもしれません。現状を変えたいという強い意志と、理想への情熱を持っているからです。

怒りが教えてくれる3つのこと

怒りという感情には、実は3つの大切なメッセージが込められています。

1. 「あなたには価値がある」

怒りを感じるということは、何かしらの価値観や基準を持っているということ。「これは間違っている」と感じるのは、「正しいことがある」と信じているから。それは、あなたの中に確固とした価値観があることの証拠なんです。

腕組をするヒーローの猿

2. 「あなたには力がある」

被害者意識の状態では、「自分には何もできない」と感じています。でも怒りは「何かをするべきだ」という衝動を伴います。これは、潜在的に自分の力を信じているからこそ生まれる感情なんです。

右腕がふとくなり力がみなぎっているパンダ

3. 「変化は可能だ」

現状に満足していたら怒りは生まれません。怒りがあるということは、「もっと良い状態があるはず」と信じているということ。つまり、変化への希望を心の奥底で抱いているんです。

ステップアップする猫

怒りを建設的な力に変える方法

ただし、ここで大切なのは、怒りをどう扱うかです。怒りそのものは素晴らしいエネルギーですが、使い方を間違えると破壊的になってしまいます。

ステップ1:怒りを認める

まずは「怒っている自分」を受け入れることから始めましょう。

「怒るなんてダメな人間だ」と自分を責める必要はありません。「あ、今私は怒っているんだな。この怒りは私に何を教えてくれようとしているんだろう?」と、優しく自分に問いかけてみてください。

ステップ2:怒りの奥にある価値観を見つける

「何に対して怒っているのか?」を冷静に観察してみましょう。

その怒りの奥には、あなたが大切にしている価値観が隠れています。公正さ?尊重?誠実さ?その価値観を明確にすることで、怒りが建設的な行動のエネルギーに変わります。

抗議を訴える犬たち

ステップ3:小さな行動から始める

いきなり大きな変化を起こそうとする必要はありません。

「今日から、もう少し自分の意見を言ってみよう」
「週に1回は、自分の時間を大切にしよう」
「断ることも、時には必要だよね」

そんな小さな行動から、被害者から行為者への変化が始まります。

大河ドラマ「べらぼう」に学ぶ、怒りの建設的な使い方

大河ドラマ「べらぼう」で「打ち壊し」のお話が出てきました。

天明の時代、洪水や噴火などで大飢饉が起き、人々は貧しい生活を強いられていました。そんな中、米の値段がどんどん釣り上げられていったのです。最近の物価高騰にも似た状況ですね。

飢饉により貧乏な人

政府がなかなか対応してくれないことに業を煮やした民衆は、ついに大暴動を起こしました。それが「打ち壊し」です。米の売り惜しみをしていた米屋が次々と襲撃されていきました。

怒りのエネルギーが大爆発したのですね。

でも、ここからが興味深いのです。

米屋を襲撃したものの、盗みはせず、人を傷つけずというルールのもとで行動していました。米を奪うのではなく、俵を破いて道にまき散らしたり、川に捨てたりして商品として売れないようにしただけなんです。

なぜそんなことを?

当時、盗みは死罪でした。つまり「私たちは泥棒ではありません。政府に対して意見しているのです」という姿勢を明確に示していたのです。

怒りのエネルギーをただの破壊で自滅するのではなく、創造のエネルギーへと変換した素晴らしい例ではないでしょうか。

米がもったいない気もしますが、これは現代で言えばデモ活動に近いものだったのかもしれません。民衆なりの、精一杯の社会への訴えかけだったのです。

あなたの怒りは、あなたの力の証拠

もしも今、何かに対して怒りを感じているとしたら、それは決して悪いことではありません。

その怒りは、あなたの心の奥底で眠っていた力が目を覚ました証拠。「自分にも何かを変える力がある」という内なる声の表れなのです。

布からチラ見するカエル

大切なのは、その怒りを破壊ではなく、創造に向けること。相手を攻撃するためではなく、より良い状況を作るために使うこと。

怒りという感情を通して、あなたは被害者から行為者へと変わり始めています。それは、より高い意識レベルへの第一歩なんです。

今回の実践:怒りとの新しい付き合い方

もし怒りを感じることがあったら、以下の質問を自分に向けてみてください。

  1. 「この怒りは、私のどんな価値観を教えてくれているんだろう?」
  2. 「この状況で、私にできる小さな行動は何だろう?」
  3. 「被害者の立場から、行為者の立場にシフトするには?」

怒りは、あなたの人生を変える強力な味方になってくれます。その力を信じて、一歩ずつ前に進んでいきましょう。


次回予告:次回は「成功したのに満たされない理由|意識レベル『誇り』の危険性」をお届けします。怒りのレベルから一歩進んだ誇りの状態で、私たちが陥りやすい罠について一緒に学んでいきましょう。

あなたの中にある力を信じています。今日も素敵な一日をお過ごしください。

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kawa10umika
看護師15年目 民生委員児童委員 誰も省かれることない社会、みんなが輝く社会を ほっこりするような読後感をめざします!