パワーかフォースかシリーズ(全15回)
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第14回:恥と罪悪感を手放す方法|反すう思考のループから抜け出す
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あなたはどこ?パワーかフォースか・第14回】

あなたも心の中で自分を責めていませんか?

「また失敗した…」
「なんで私はこんなにダメなんだろう」
「あの時、もっと違うことをしていれば…」

そんなこともできないの?こうしなきゃダメ!と心の声に責められている女の人

こんな声が心の中で響いている方は、きっと多いのではないでしょうか。朝起きた瞬間から「今日もちゃんとできるかな」と不安になったり、小さなミスをしただけで一日中自分を責め続けたり。そんな毎日に疲れを感じている方に、今日は少し違う視点をお伝えしたいと思います。

実は、このような自己批判の声こそが、デヴィッド・R・ホーキンズ博士が「パワーか、フォースか」で説明している「フォース」の典型的な現れなのです。

恥と罪悪感という意識レベルの理解

ホーキンズ博士の意識レベルマップによると、恥(20レベル)と罪悪感(30レベル)は最も低い意識状態に位置しています。これは決して「悪い」という意味ではありません。エネルギーが少ない状態と言えます。ここの意識レベルにいるようなら早く出ることをおすすめします。

RPGゲームをやったことがありますか?この意識レベル状態は状態異常が起こった状態です。たとえば、毒状態。何もしなくてもじわじわ体力が削られていきます

勇者が毒でやられている

ここの意識レベルはそういう場所だと思ってください。

RPGで毒状態になるのはモンスターから攻撃を受けたり、毒沼に入ったり、何かしらの不運でなったのだと思います。

あなたが悪いわけではないのです。誰でもそういう状態になるのです。ここにずっと居続けることはとてもつらいので、うつ病や不安障害などを引き起こしてしまうこともあります。

恥のレベル(20)

「自分は存在する価値がない」という感覚に支配されがちです。

まるで自分の存在そのものが間違いであるかのように感じてしまいます。

存在を申し訳なさそうにするくま
罪悪感のレベル(30)

「自分がしたことは許されない」という思考パターンに陥ります。

過去の行動や選択を延々と反省し、自分を罰し続けようとします。

自分を責めてどんよりする猫

反すう思考のループ

たとえば、他人に責められたことを何度も繰り返し体験しているとします。昼間に誰かに怒られたことを何度も頭の中で繰り返し体験し、同じような感情に引き戻され、何度も苦しい辛い体験をする。

「なんでこうなったんだろう。」「あの時、こうすればよかった。」

頭の中の人に怒られている人

この反すう思考は、あなたの心が「何とか解決しようとしている」証拠でもあります。過去を理解してコントロールしたいという願望の表れなのです。

大昔、人間が野生の獣から逃げていた時代は、一つのミスが命取りでした。だから「同じ失敗を二度としたくない」という思いが、脳に深く刻まれたのです。反すう思考は、生き延びるための防衛本能だったのです。

しかし、現代は失敗しても命を取られることは少ない時代になりました。むしろ何回もチャレンジして失敗してもいいという時代です。

成功者と呼ばれる人たちは、実はたくさんの失敗を経験しています。何度も挑戦し、失敗から学び、また立ち上がる。それには大きなエネルギーが必要です。でも、そのエネルギーこそが、ホーキンズ博士が言う「パワー」なのです。

たくさんの失敗の上にいる成功

まずは何回も嫌な感情を体験しないでここから抜け出してみてはどうでしょうか。

いつまでも過去にこだわりあなたを痛めつけないで、あなた自身を大事にしてほしいです。あなたは大事にされるべき存在なのです。

あなたが認めなくても、この文章を読んでくださっているあなたは必要な人だと、私が断言します。あなたがこれを読んでくださっていることを私は嬉しく思います。

みてくくださってありがとうございますというセイウチ

そしてあなたの人生を変えるパワーは、ぜひ「今この瞬間」と「未来への可能性」に使ってあげてください。

ゲームで薬草なり、魔法なりを使って治すのと同じように、状態異常から回復しましょう。

倒れた勇者を助ける僧侶

日常で実践できる解放のステップ

とはいっても、反すう思考をいつも行っている方は思考のクセのようなものなので、なかなかやめられないと思います。専門家の助けも一つの方法です。

きっと大丈夫➔やっぱりダメだ➔きっと大丈夫・・を頭の中でグルグルさせて止まらないと悩む女の子

ここでは、ヒントとして読んでいただければと思います。

1. 違うものに意識を向ける

あなたが反すう思考していることに気づいたら、ちょっとだけ違うことに意識を向けてみてください。

たとえば、呼吸をする。歌を歌う。お茶を飲む。なんでもいいです。

ちょっとでも反すう思考が止まったらよしとしてください。

深呼吸をする女の子とハート

2. 感情をみつめる

自分の中に恥や罪悪感が湧いてきたと気づいて少し余裕が出てきたら、それを観察してみてください。

「だめだ。早くやめなきゃ」と押し殺さなくてもいいです。

「あ、今この感情が来ているな」「わたしはこう感じてるんだ」と、ありのままを受け止めてみてください。

失敗するだろう、消えたいなぁ、きっと嫌われているとモニターに写った心の声を「今私はそう思っているんだな・・」と見る女の人

このように接することで、感情との戦いモードから、受容モードへとシフトできます。

3. 「今日一つでも良いことを」の実践

反すう思考のループにいるとき、私たちは「完璧になること」を求めがちです。

でも、パワーのある人は違う考え方をしています。完璧は求めません。最善を求めます。「今日一つでも、昨日より良いことができれば十分」という視点を持っています。

パワーのある人のマネをしてみましょう。「今日は何か一つ、自分を大切にすることをしよう」と決めてみてください。それは、好きなコーヒーを楽しむことかもしれません。散歩に出ることかもしれません。友人にありがとうのメッセージを送ることかもしれません。好きな匂いを嗅ぐことかもしれません。

珈琲と本
塀の上の紫の花を見る女の人

4. 感謝の種まき

恥や罪悪感が強いとき、私たちは自分の「ダメな部分」ばかりに注目しがちです。でも実は、あなたにはたくさんの「ありがたい部分」があります。

あなたは意識していないかもしれませんが今も心臓は動き続けてくれていますし、呼吸ができたり、歩いたりできることはすごいことなんです。あなたの体と心はいつもあなたと一緒に頑張ってくれていますよ

そんな自分の体と心に感謝してみてください。

ありがとう、おつかれさまを言い合い配られたお茶をもらう女の人

最初は照れくさいかもしれませんが、続けていくうちに、自分への見方が優しく変わっていくのを感じるはずです。

今日から始められる小さな一歩

反すう思考のループから抜け出すことは、一朝一夕にはできません。でも、毎日の小さな選択の積み重ねが、必ず大きな変化を生み出します。

今日からできることは、自分に対して「友達に接するような優しさ」で話しかけてみてください。もし親しい友人があなたと同じ状況にいたら、あなたはその人に何と声をかけるでしょうか?その同じ言葉を、自分にもかけてあげてください。

泣いているハートとともにお茶をして慰める女の人

恥や罪悪感は、あなたが悪い人間だから感じるものではありません。それは、あなたがより良く生きたいと願っている証拠です。その願いを、自己成長のエネルギーに変えていけたらいいですね。

まとめ:自分を責める声よりも、自分を励ます声を

ホーキンズ博士は、意識レベルが上がるほど、人生により多くの「パワー」が流れ込んでくると教えています。恥や罪悪感から勇気のレベル(200)に上がるだけで、人生は劇的に変化し始めます。

その第一歩は、自分に対する内なる声を変えることができることを知ることです。批判の声よりも、励ましの声を選ぶことができます。完璧を求める声よりも、成長を祝福する声を意識的に選んでみてはどうでしょうか。

あなたはすでに、この記事を読んで「自分を大切にする行動」を取りました。それだけでも、素晴らしい一歩です。明日はきっと、今日よりも少しだけ、自分に優しくできるはずです。

泣いている自分自身を抱きしめる女の人

次回予告: 来週は「無気力から抜け出すコツ|小さな行動で大きな変化を起こす」をお伝えします。今日学んだ自己受容の土台の上に、どのように行動のエネルギーを育てていくかを一緒に探っていきましょう。

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看護師15年目 民生委員児童委員 誰も省かれることない社会、みんなが輝く社会を ほっこりするような読後感をめざします!